December 15, 2004

東大生が東大への下世話な質問に答えるpart.1

 受験生、この時期にはポップな話題でなごみたいもの。毎日が堅苦しいしな。ってわけで、東スポやBubuka並のエントリーシリーズ第一弾。偉そうに書いてみたよ。

Q.上京して一人暮らしなんだけど、駒場の1、2年はどこに住むのがオススメっすか先輩?
A.断然おすすめは下北沢。おしゃれな街だし、近いし(3駅程度?)、何一つ不自由はない。おしゃれな街ということは、飲み屋や、映画・ライブ・演劇など、それだけ文化資本もあつまっているということ。それに囲まれて生活すると趣味の世界が広がる。ただ華やかすぎてしんどいならば、井の頭線沿いの、下北よりも吉祥寺寄りがオススメ。久我山とか。家賃が下北から離れるにつれ安くなる。たいてい東大生はそこに集まる。えっ、俺?俺は何故か東横線の菊名に住んでました(慶應のある日吉よりも横浜寄り。おかげさまで横浜・代官山・渋谷を満喫できたけど、通学40分は激しくめんどい。チャリ通に勝るものなし)。ちなみに前期試験組は家を確保しやすいが、後期組は何らかの妥協(1階・日当たり悪し、など)をしないと、家を確保できない。家賃8万5千以上払うなら話は別だけれども。家賃の平均的相場は6万7千〜7万7千円くらいかな?

Q.駒場生ってどこで遊んでるの?
A.基本的に渋谷か下北沢。ともに、井の頭線駒場東大前駅からすぐ近く。渋谷のスクランブル交差点も大学から歩いて15分程度。映画とか音楽とか好きな趣味がある奴は、飛び回ってます。飲みは下北か渋谷。ちなみに駒場に飲み屋はないよ。


Q.東大に可愛い子はいるの?やっぱ勉強ばっかでおしゃれに気を配ってる子とか少ない?
A.いる。駒場は目を惹かれるような子が特に多い。顔・スタイルで「おっ」と思わせるのは全体の1〜2割程度かな?おしゃれな子は少ないけど、JJかぶれのお姉系や、miniに影響受けてそうな原宿/代官山系もいる。4〜5割程度の子は何かしらおしゃれに気を配っているけど、実際にあか抜けていると感じる子は2割程度かな。どこかしら、「ちょっと違うな‥」ってのが残る人が多いのも事実。残りの5割は、外見には結構無頓着‥。基本的には、落ち着いた、ちょいお姉気味のスタイルが主流。個人的にはもう少し冒険して欲しいところ。ごくまれにZipperっぽく飛んでる子とかもいる。


Q.東大にカッコイイ男の子はいるの?おしゃれさんは?
A.いる。これも割合的には女の子と同じくらい。あか抜けてるのが2割、まあ頑張ってるってのが3割、無頓着が5割。顔立ちがイケてる子は、そりゃどこの大学でもいるだろうよ。じゃあその5割のうち、おしゃれといえば、俗にいう「丸井系」(小綺麗目な無難おしゃれ)が約3割かな。でもどこかあか抜けきれてない感じがする。その他smartっぽい原宿系が1割。最近は少なくなったけど。あとは下北沢が近いということで、古着mix系のおしゃれさんも1割程度いる。美容師並みのイケてる度を漂わせている子はごく稀。中途半端なサーファーチックもごく稀。ギャル男・ワイルド系の比率が少ないのもこの大学の特徴(0.5割程度)。ハイファッション系は0.5割くらいかな。一番多いのはテニサー所属の「えせさわやか系」(アッシュ系の茶髪とかに、丸井系ブランド・BEAMS・SHIPS・UNITED ARROWS程度の服を無難にあわせる)で、東大の女の子にはこれが一番ウケが良い。何故だろう。やる気なくすっちゅうねん。


Q.東大生の恋愛事情とかそこんとこどうなのよ?
A.男:
2割→テニサーに所属(学外系だと東京女子大学・日本女子大学・お茶の水・聖心女子・白百合などと1年の夏〜秋ごろから付き合い出す。新歓のころは新歓コンパでめらめらと炎を燃やす。「俺がお持ち帰りされちゃったよー」とか自慢する馬鹿もいる。学内系だと、スポ愛/トマト/グリーンなどのサークルに所属。無難に東大生どうしで5月頃から付き合い始める。基本的に半年以上続く傾向が強い。どろどろになる傾向あり。)。いざとなったら合コン人脈も確保しているので強い。
3割→クラス中心の学内恋愛、あるいは文化系サークル(オーケストラとかバンドとか映画とか写真とか経済研究系とか法律系とか)でのさわやかな恋愛。正直この世界はよくわからないが、長続きする傾向が強い。人柄に凄い魅力のある奴も多し。
1割→バイト先、自分で作ったイベントサークル、旧スーパーフリーみたいなとこで大暴れ。あるいは合コンの鬼。
4割→恋愛には結びつきにくい傾向。

女:
2割→学内系スポーツサークル所属。そこで普通に彼氏を見つける。1年のクリスマスまでに出来ないと、その後もできない確率高し。
3割→文化系サークルやクラス内恋愛。男の外見ではなく中身に異常にこだわりを持つ傾向が強い。基本的に優しい人が好き。また東大も人数比が男>女の世界なので、基本的に女の方が有利に立ち回れる。
1割→バイト先で全然違う大学の人かフリーターと付き合ったりする。このタイプは自分に芯を持っている場合が多い。慶應の男が人気高し。何故か東大女で合コンフェチは少ない。
1割→高校の時からの知り合いと付き合う。あるいはずっと付き合っている。「3年続いている」などのセリフを平気で吐く。
3割→恋愛には結びつきにくい傾向。


第2弾での質問がある人はここのメールフォーム(匿名可)から何でも(くだらないの大歓迎)送ってくださいね。

December 08, 2004

UTCPワークショップ「身体の思考・感覚の論理」

 やばい。これはかなり面白そう。大澤真幸さんまでいらっしゃるとは。「身体/感覚」なんて都合良く曖昧模糊としている言葉であって、それを実際に用いる際には、考えるべきことが山積している。さあ、このワークショップは何をもたらしてくれるのか。

UTCPワークショップ「身体の思考・感覚の論理」

このワークショップは、三つの軸にそって構成されています。まず、第一セクションでは、「意識」という囲い込まれた領域の同一性に「心」を閉じ込める西洋哲学の伝統的な考え方に対して、より身体に広がりを持った活動として心をとらえる新しい心の哲学の可能性を、現象学、認知科学、生態心理学などとの対話を通じて検討します。それに対して第二セクションは、そのようにして20世紀以降新たなトポスとして浮上した身体が、再び新たな同一性へと囲い込まれる危険性を、美学的ならびに政治的問題として検討するとともに、非同一的な生成変化のトポスとしての感覚について思考する可能性を模索します。そして最後に第三セクションは、技術に媒介された感覚知覚についての思考としてのメディア論の一つの系譜を検討します。近代化に伴う知覚経験の変容と相即して展開された思考と実践を読解するこの試みにおいて賭けられているのは、美学=感性論的(ルビ:エステティック)なものとして構築された身体の経験の歴史性にほかなりません。

 このように様々な領域と方法を横断しながら展開するこのワークショップの構成は、それ自体、身体が新たな哲学の場として持つ豊かさを指し示していると言えましょう。このワークショップが新たな思考の可能性に向けての一つのささやかな寄与となることを私たちは願ってやみません。

第一セッション(10:30-12:10) 意識から身体へ:新しい身体の哲学を求めて

「身体は心について何を教えてくれるのか?」鈴木貴之(UTCP)
「認識論と存在論の交錯:J.J.ギブソンの生態学的心理学に関する哲学的考察」荒谷大輔(UTCP)
「生態心理学の哲学的含意と科学的含意」染谷昌義(UTCP)

コメンテーター:河野哲也(玉川大学文学部人間科学科助教授)
司会:信原幸弘(東京大学大学院総合文化研究科助教授)

ラウンド・テーブル(13:00-14:00)

パネラー:
前田英樹(立教大学文学部フランス文学科教授)
大澤真幸(京都大学人間・環境学研究科助教授)
河野哲也(玉川大学文学部人間科学科助教授)

司会:
小林康夫(UTCP拠点リーダー/東京大学大学院総合文化研究科教授)

第二セッション(14:10-15:40) 身体から感覚へ:身体の危機と別の方向=感覚

「死を知る動物:ジル・ドゥルーズの生成変化論における全体性の問題」千葉雅也(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
「接続詞を感覚すること:ゴダール作品の音-映像分析」平倉圭(東京大学大学院学際情報学府博士課程)
「日本的身体論の形成:京都学派を中心として」横山太郎(東京大学大学院総合文化研究科助手)

コメンテーター:前田英樹(立教大学文学部フランス文学科教授)
司会:松浦寿輝(東京大学大学院総合文化研究科教授)

第三セッション(15:50-17:30) 感覚から歴史へ:美学=感性論としてのメディア論

「触覚、この余計なもの:マクルーハンにおける感覚の修辞学」門林岳史(UTCP)
「映画の中の自然美:後期アドルノの映画美学における知覚の問題」竹峰義和(UTCP/東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
「都市・メディア・女給:初期成瀬巳喜男メロドラマにおけるモダニティの経験」御園生涼子(UTCP/東京大学大学院総合文化研究科博士課程)

コメンテーター:大澤真幸(京都大学人間・環境学研究科助教授)
司会:田中純(東京大学大学院総合文化研究科助教授)

ミスコンといえば‥

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