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Gen式東大後期・難関私大文系
小論文対策/読書リスト

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<最難関私大/東大後期小論文へ向けて>

■  東大後期、および一般的な小論文の書き方についての注意点
小論文の書き方について、「具体的にどうやればいいのよ?」なんて考えている人は、ここを読めばだいぶスッキリすると思います。あとは、東大後期小論文に、直前で対策を立てるにはどうすれば良いのかも書いてあります。

■  大学受験掲示板小論文総合スレッド
お勧めのHPや考えるためのちょっとしたヒント、など最新情報はこちらへ。

■  慶應SFC総合政策小論文について

■  小論文を書くということのガイダンス
(1)読解能力(2)論理的思考・記述能力(3)ネタの豊富さ・独創的発想能力、が必要。

まず(1)読解能力が必要ですが、これは現代文でも身につくし、あるいは小論文の授業や実際の訓練を通しても身につけることができる。ポイントは、課題文の要点をいかに正確に素早く見抜けるか、ということ。課題文のへそ(要旨)に対して論を展開しない小論文は、評価が低い。簡単な話で、相手のイイタイコトの中心を捉えて論じなければ、真に課題文と対話したことにならないからです。とんちんかんな論文になってしまう。この<へそを捉える>能力を得るための訓練は、課題文(現代文)読解の際に、常に「この文の要旨は何か」ということを考え、自分が考えたところの要旨を実際にメモしておき、解答が示す要旨と自分がメモした要旨を比較するという作業で身につけることができる。この「要旨を考えメモし、後で解答と照らし合わせて確認する」という作業を、絶対に怠らないでください。これは本当に大切なことです。

(2)論理的思考・記述能力は、勝手に自分の意見を書くのではなく、その意見が説得力を持って他者に伝わるように記述する(=論述する)能力だ。これはとにかく答案を書き添削を受けることでしか身につかない。(今まで書いてきた経験があるであろう)作文と、小論文は根本的に違う。小論文では、自分の考えを「筋道立てて」述べなければならない。たとえば、自衛隊のイラク派遣には反対という立場で小論文を書く場合、「なぜ・どのように反対なのか」を、具体例を交えながら、論理的破綻のないようにわかりやすく論じなければならない。参考書や授業で「論理的に書く(=論じる)」にはどうすれば良いのかを学び、実際に答案を書き、答案を添削してもらい何が足りなかったのかを考え、次に書くときにさらなる工夫をする、という循環的な作業が必要です。いかに自分の考えが他者(読み手=添削者)伝わらなかったかを、添削者と実際に会話して確認し、そこでの反省を基に自分の文章の精度を上げていくという作業が非常に重要なのです。

(3)ネタの豊富さ・独創的発想能力について。ネタが豊富だと、第一に、課題文読解が楽になる。背景知識があるほうが、文章の要旨を捉えやすくなるためです。第二に、独創的な発想をしやすくなる。いろいろな知識は、物事を多角的に見る力を与えてくれるためです。このネタは、読書や小論文の授業、あるいは現代文の文章によって身に着けるしかない。現代文の文章は、実はネタの宝庫です。なぜなら、文章の一番「おいしい」ところが、問題として用いられることが多いため。でもとにかく読書をしなければ、話にならない。以下の読書リストも参考にしてください。独創的発想能力とは、常識を疑う力のこと。安易に結論を出してしまわず、ものごとを根本まで考えていく力です。受験参考書などに掲載されている既製の論法に依存せず、自分自身の思考力をもって論理構成すること、換言すれば、借り物でない枠組みを自分で作り上げて論じる能力です(なお、得たネタをそのまま使うのではなく、自分なりに消化する=体感覚から言葉を発するということも重要になってきます。詳細はこここのスレッド参照のこと)。この能力が無いと、いくらソツなく答案を書いても、内容が薄っぺらくなってしまう。この独創的発想能力は、読書や語り合い→実際に文章を書いてみる→添削されて反省する→さらに考え、読書し、また答案を書いてみるという流れによって身につきます。

#なお、筆者のコラムBlogの興味あるテーマに絡んでみるのも良いかもしれません。Commentsという形で意見を書き込んでもらえれば、語り合いにとことんつきあいます。どんなに古いネタに対するCommentsでもOKです。(2)と(3)の能力の訓練になるかと思います。以下、具体的に読むべき本をピックアップしておきます。


■  考えるための小論文
(1)、(2)、(3)の能力がバランス良く身につく本。小論文を書くとき、はじめは困るはずだ。何を考え、それをどう書いたらよいのかわからないからだ。そこでこの本は、何を考えるべきか、そしてそれをどう論じるべきかを教えてくれる。第1に、現実を捉えるための座標軸を明快に示してくれる。第2に、たとえば作文と論文の違いなど、論じるとはどういうことかを教えてくれる。これはネタ本ではない。柔軟な思考をするための、とっておきの小論文入門だ。


■  社会科学系小論文のトレーニングnew!
法学部・経済学部など、社会科学系の小論文を受ける受験生は必読。極めて質の高いトレーニング本だ。下手に予備校の講義を受けるよりも役に立つ。東大後期文1および文2、SFC総合政策対策にはうってつけの名著。


■  憲法への招待
文1など法学系小論文を受ける人は必読。何よりも先にこの本を読もう。名著。


■  法と社会――新しい法学入門
文1など法学系小論文を受ける人は必読。法哲学・法制史・法社会学などいわゆる基礎法と呼ばれている分野について書かれている。社会の中の法について簡潔ながらも深く考えさせられる名著だ。


■  日本人の法意識
小論文の課題文としても頻繁に取り上げられる法社会学の名著。彼の論に対する自分なりの意見をまとめておくのが望ましい。


■  個人と国家―今なぜ立憲主義か
文1など法学系小論文、ないしSFC総合政策を受ける人にオススメ。「個人、国家、自由、民主、人権、政教分離、そして憲法。自明のこととして普段なに気なく使っているこれらの言葉の持つ本来の意味を考えながら、個人にとって国家とは何か、憲法とは何かを考えていく」とのことですが、大学の教官ウケしやすい、とてもリベラルな視点に触れることができる快著。「立憲主義」という補助線は、さまざまな問題を考察する際に役立つこと請け合い。


■  デモクラシーの論じ方―論争の政治
文1必読文献。「デモクラシー」「民主主義」という概念が提起する諸問題を鋭く考察した名著。地に足をつけて民主主義を考えるために、かならず読んでおこう。


■  現代政治の思想と行動
戦後政治思想界の旗手であった丸山眞男の代表作。小論文頻出文献だが、余力がある人は、目を通しておいて損はない。自分が考えるきっかけとして利用すること。時間が足りない人は同著者の新書、『日本の思想』に目を通してみよう。


■  自由主義の再検討
文1、文2、SFC総合政策など社会科学系小論文を受ける人にオススメ。実によく書かれた近代政治思想史の教科書であるといえるだろう。


■  人道的介入―正義の武力行使はあるか
「人道的介入」と聞いて具体的なイメージがわかない人は必ず読んでおこう。アクチュアルに「平和」を構築するとはいかなる営みなのか。文1から文3まで幅広くオススメできる名著。


■  国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序
文1向け。国際政治学に興味のある人は読んでみると良いだろう。2006年の入試は国際政治学的な内容が出題されるのではないかと個人的に予測。


■  知的複眼思考法
わたしもこのサイトでさんざん「常識を疑え」と書いてきたが、では、具体的にどのような方法を用いると常識を疑うことができるのか。知的に複眼的に思考するための方法論を説いた快著。小論文にも役立つが、それ以上に日常生活において役立つ本といえよう。


■  現代科学の知的論点―大学受験小論文
科学系小論文のネタ本としては良く出来ている。小論文の参考書なので、論点整理のやり方の修得にも役立つ。


■  地球環境報告<2> 岩波新書
環境問題を考えるならば、かならずこの本に目を通しておかねばならない。


■  環境リスク学―不安の海の羅針盤
環境問題とリスク論は不可分な関係にある。環境問題は常に、「何かを得るならば何かを失わなければならない」という形で、メリットとリスクのバランス関係として描かれる。では、そのバランスはどこに設定すれば良いのか。具体的な環境問題をプラクティカルなリスク論の立場から考察した、とてもためになる一冊。この本を読まずして環境問題の「理想論」を語るなかれ。地に足をつけて論じるために、必読の書。


■  生命倫理学を学ぶ人のために
「臓器移植、クローン人間、代理母、精子売買等、先端医療が突きつける問題に人間はどう対処すべきか。哲学、医学、法学など様々な分野の専門家が、生命倫理学の現在を示し、その未来を展望する。」とのことですが、「生命」にまつわる数々の論点を倫理学という補助線を引きながら読み解く快著。オススメ。


■  不平等社会日本―さよなら総中流
いままで日本は「総中流階級社会」「平等社会」などと評されてきた。だが、もはや「総中産階級」は現状にそぐわない。「筆者は社会調査の解析から、専門職や企業の管理職につく知識エリートたちの階層相続が戦前以上に強まっていることを指摘。この「階級社会」化こそが企業や学校の現場から責任感を失わせ、無力感を生んだ現在の閉塞のゆえんとする」。現代日本社会を考える上で重要な一冊。


■  「不自由」論―「何でも自己決定」の限界
近代が想定してきた、自己決定できる「自由な主体」という人間観を徹底的に解体する一冊。リベラリズム・リバタリアニズム・コミュニタリアニズムの基本を知り考える際に最適。文1、文2、文3受験生に幅広くおすすめできる。


■  大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史
まずは文3受験生向けだが、広く文1,文2受験生にも読んでもらいたい一冊。(大衆)教育と階層の関係が鮮やかに描かれている。教育と社会について考える際には、必読文献。


■  流れとよどみ―哲学断章
個人的に最も好きな部類の哲学書。文3後期受験生にはぜひ一読をオススメしたい。日本最高峰の一冊であると同時に、優れた哲学入門にもなっている。至福の読書体験。


■  寝ながら学べる構造主義
文3後期受験生向け。20世紀後半の現代思想を牽引した、構造主義のエッセンスを知るには悪くない。この手の話は背景知識として知っておかねばならない。たしかに電車の中でも読めるほどの読みやすさ。バカ売れしたのは編集者のネーミング勝ちか。


■  倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦
文3向け。著名な哲学者永井均の隠れた名著。優れた哲学書であると同時に倫理学の教科書でもある。思考トレーニングにもなる。


■  新小論文ノート2005
小論文の入試問題とそれへの解答・解説を集めたデータベース的な本。活用法は無限、というかこの参考書は受験生ならば必携でしょう。(1)読解能力の訓練として、まず課題文を読む→要旨をメモする→解答を読む、という使い方ができます。(2)の訓練として、たくさんの解答例を読むことで、論理的な解答とはどういうものかを学ぶことができます。(3)ネタ本として、さまざまな小論文の問題から、ネタをストックすることができます。


■  市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか
東大後期の文1あるいは文2、ないし慶應SFC総合政策を受ける受験生(つまり社会科学・経済学系の小論文のために)は必読の書。「市場」をめぐる経済思想史がいかに形成されてきたのかを、緻密に論じた好著。ケインズとハイエクの基本的な対立軸を知らずに、あるいは国家と自由の関係をめぐる経済学的考察なしに、一体どのような政策論を語れるというのだろうか。


■  小論文を学ぶ―知の構築のために
どちらかといえば、文3受験生向けといえるかもしれない。(3)のネタ本として活用するには、かなり上出来です。小論文は、学問の世界への登竜門である。したがって、いま学問の世界で問題となっていることを、大まかに知っておく必要がある。細かく知る必要はない。ただ、そういう問題状況への意識を常に持ちながら現実を捉えることが大切なのだ。その類の知識を持っておくと、多くのメリットがある。たとえば、第一に課題(文)の読解が楽になる(背景知識)。第二に、自分が書く小論文が、的外れなものになりにくくなる。第三に、自分自身の思考が柔軟になり、「常識」に捉われた発想をする確率が減る。

この本は、そのような学問の世界の問題状況への、ひとつの俯瞰図(マップ)を示そうと試みた一冊だ。もちろん、これは「教科書」でも「小論文のバイブル」でもない(宣伝コピーに騙されるな)。このことには注意せねばならない。あくまで、著者が自分なりの問題意識を持って、著者が考えるところの<学問の世界でいま問題とされていること、およびそれまでの流れ>を述べたものである。この本自体がひとつの思想書なのであって、ここに書かれていることが必ずしも正しいわけではない。だいたい、一冊で完全に現代思想を網羅することなど、到底不可能なのだ。

とはいえ、この本は後期受験に役立つ、と私は言いたい。私たちは今まで生きてきて、さまざまな価値観を身に着けてきた。それはおそらく現代思想とは無縁の価値観だ。だが、大学に入学する=学問の世界に足を踏み入れるのだから、今後、学問的な価値観と無縁ではいられない。いままで生きてきて身に着けてきた自分なりの価値観と、学問的な価値観を、融合させていく(弁証法的に発展させる)必要がある。ところが、学問的な価値観が何もないところからバラバラに本を読んでも、なかなか体系的な価値観を構築することは難しい。そこで、まずこの本を読み、著者の考え(学問的な価値観)を踏み台とするのだ。この著者の問題意識をベースとし、それを常に批判的検討しながら、自分自身の価値観を構築していくのだ。その批判的検討は、第一に自分が今まで生きてきて身に着けた価値観によって、第二に新たに本を読むことによって得られた価値観によって、なされるべきものだ。このことを強く意識しよう。

#私の合格答案を読めば納得していただけると思うのだけれど、(たとえばこの本を読んで)現代思想にかぶれたからといって、その知識をむやみに振り回すのはいただけない。それでは合格しない。私の小論文添削の経験からいわせてもらえば、自分個人の経験や価値観を離れて小難しいことをたらたら述べている論文ほど、不快なものはない。大事なことは、東大後期試験攻略法にも書いたとおり、「受験参考書などに掲載されている既製の論法に依存せず、自分自身の思考力をもって論理構成すること、換言すれば、借り物でない枠組みを自分で作り上げて論じること」なのだ。自分の生活経験から得られた価値観を柔軟にするために、この本を利用してください。生活経験から得られた価値観と、現代思想的な価値観を、循環的に往復させて、「常識にとらわれない」、自分なりの価値観を身に着けてください。それは、受験のみならず、今後生きていくうえでの財産となります。繰り返しますが、決して、「かぶれて」しまわないように。もしこの本を読んだ結果「かぶれて」しまうと、おそらく後期試験に落ちてしまうだろうという意味で、この本は諸刃の剣といえるのかもしれない。


■  現代思想の冒険(ちくま学芸文庫)
(3)のネタ本として利用してください。上記の『小論文に学ぶ』では飽き足らないあなたへ。現代思想について、著名な哲学者である竹田さんが、広くわかりやすく語っています。少なくとも、文3受験生ならば、読んでおくべきじゃないでしょうか。Genは大学入学後に読みましたが、大学に入ってからの糧ともなる本です。


■  東京大学〈文科〉―後期日程2005-駿台大学入試完全対策シリーズ 
高2生、高3生、浪人生のべつ関係なく、あれこれ考える前に、とりあえず過去問を一題解いてみてだいたい東大後期とはどういうものなのかをつかめ、と口を酸っぱくして言っているわけですが、その意味でもこの本は必須です。この参考書は特に赤本などと比べて、解説が丁寧かつ詳しいので、とても勉強になるかと思います。なお、これは前述の新小論文ノートのように、(1)、(2)、(3)すべての対策として使えます。


■  夜と霧 新版(みすず書房)
(3)のネタ本として利用してください。これはアウシュビッツを生き抜いたユダヤ人精神科医の手記というか回想記である。東大後期の模試などには比較的よく登場するが、大学に入ってからも必読文献と名高く、もはや人類の共通財産的な価値を持つ本になっている。収容所という、およそ考えうる限りすべての生きる希望・価値を剥奪された環境で、それでも生き続けるとはどういうことなのか、実に人文的に深い省察がなされている。極限状態で人間がどうあり得るかを考えることは、根本的に「人間とは何か」を考えることにつながっていくはずです。その意味でも、一読をおすすめします。


■  大人のための「読む力・書く力」トレーニング―東大・慶応の小論文入試問題は知の宝庫
純粋に読み物としても面白かったんですが、これは(3)のネタ本として利用すると同時に、論述能力についての説明も詳しいため、(2)の能力を学ぶための訓練ともなる本です。東大・慶応などの入試問題の「ネタの充実度」が痛感される一冊だと思います。


■  小論文テーマ別課題文集21世紀を生きる―頻出16テーマ 駿台受験シリーズ
これは優れた参考書です。各分野のテーマ別に、示唆に富む文章が収録されています。しかも、受験という目的のために編集されているので、とにかく無駄が少なく、基礎知識を補完するという目的に適しています。また、各文章の要約もついているので、小論文の特訓にもってこいです。まず、文章を読み、要旨をまとめメモしてみる。そして、付録の要約と比較することができる。つまり、(1)と(3)の能力を同時養成することができるのが、この本の最大のウリでしょう。


■  話題別単語リンガメタリカ
この参考書も素晴らしい。いくら日本語で背景知識を持っていても、論文1および難関私大入試の英語問題では、英文と格闘せねばなりません。そこで、ある程度の事柄に関しては、英単語と背景知識をリンクさせておくことが必要となってくるのです。この本は(3)のネタ本に相当しますが、それ以前に、入試で英語を受験する者にとっては、必読書です。Genも、この本で扱われていた内容と、実際の入試英文が重なって、非常に幸運だなぁと思った記憶があります。内容(「BOOK」データベースより)「背景知識」と「語彙力」が同時に身につく!入試長文テーマを理解するためのキーとなる単語を、記憶に残りやすい「連語方式」で示し、その派生語・同義語・反意語を掲載。150に分類された英文による背景知識の理解と、単語力の養成が効果的にリンク。環境・医療・経済・心理学など、私大・2次入試に頻出する英語長文読解のテーマを150に分類し、それぞれ100語前後の英文で紹介。英文+全訳を読むことが各テーマの理解に直結します。小論文試験の対策としても有効です。各章末に簡単な英作文と和訳の問題を設けました。覚えた単語を「使う」ことにより、記憶の定着を図ります。


■  哲学の謎(講談社現代新書)
Genも大好きな、東大のきわめて優秀な哲学者野矢茂樹が贈る、考えることの興奮。(3)のネタ本になると同時に、根本的に考えるとはどういうことかを学べるため、独創的発想能力の良い訓練ともなる。これはおすすめですね。(「BOOK」データベースより)時は流れているだろうか。私が見ている木は本当にそこにあるか。他者、意味、行為、自由など根本問題を問いなおす対話篇。


■  じぶん・この不思議な存在
(3)のネタ本として活用してください。これは阪大の哲学者鷲田清一の名著。とても面白い本ですよ。自己について考える場合、必読でしょう。 内容(「BOOK」データベースより) わたしってだれ? じぶんってなに? じぶん固有のものをじぶんの内に求めることを疑い、他者との関係のなかにじぶんの姿を探る。

探せばどこかにじぶんはある?――「じぶんらしく」なりたい、じぶんとはいったいどういう存在なのかを確認したいと思って、じぶんのなかを探す。顔がいい? 走りが速い? 計算が速くて正確? 明るい? ……どれをとってもわたしだけに固有のものってありはしない。このような性質や能力はだれもが多かれ少かれもっているものだ。性別や年齢や国籍などというのは、それこそみんながもっている。だから、その1つ1つはだれもがもっているものであるにしても、それらの組み合わせにひとりひとり独自のものがあるのだ、というのは、そのときだれもが思いつく論理である。が、これがじぶんというものの、かけがえのない不二の存在を証しているなどというには、あまりにも貧弱な論理であるのは、だれもが直観的に気づいている。――本書より


■  歴史とは何か(岩波新書)
(3)のネタ本に相当します。歴史について考える場合、最低限この本に目を通しておかねばならないでしょう。電車の中で、これを読んでいる高校生もまま見かけます。人文系の素養として、必読書です。内容(「BOOK」データベースより) 歴史とは現在と過去との対話である。現在に生きる私たちは、過去を主体的にとらえることなしに未来への展望をたてることはできない。複雑な諸要素がからみ合って動いていく現代では、過去を見る新しい眼が切実に求められている。歴史的事実とは、法則とは、個人の役割は、など歴史における主要な問題について明快に論じる。


■  記号論への招待
(3)のネタ本として活用してください。記号論。それはただひとつの学問(=論)ではない。なぜなら、わたしたちの世界観を作り上げているのは、記号だからだ。人間は言葉をもとにいろいろ考え、そして他者とコミュニケーションをとる。では、言葉とはなにか?言葉とは記号である。たとえば、日本語には「兄」と「弟」という単語があるが、英語にはbrotherただ一語しかない。言葉=記号が異なると、見えてくる現実が異なるのだ。つまり、人間は現実世界を言葉=記号によって区切りながら生きている。その区切り方が異なると、世界の認識の仕方が変わるのだ。だからこそ、たとえば英語→日本語の翻訳は難しい。

この本はそのような記号論の基本的な考え方を述べる。分かりやすくしかも知的興奮に満ちた、万人のための入門書。必読。(ちなみにGenは論文1で時間が足りず『記号論への招待』岩波新書 のネタをそのままパクったのだが、そのネタをあたかも自分の体験談として語ったため、合格することとができた)


■  豊かさの精神病理
(3)のネタ本として活用してください。 内容(「BOOK」データベースより) 燦然と輝くモノが溢れる現代。軽い精神的不調を訴えて精神科を訪れる患者の中に、人間関係の葛藤を、モノとの関係に巧みに置き換えている人たちがいる。ブランド品にアイデンティティを求め、マネキンのような恋人に囲まれ、人の心を味わうために高価な料理を食べにいく。豊かな社会特有の病像を描き、それを生む日本の社会を考察する。


#これから随時、各分野の読むべき本をリストアップしていく予定です。是非またチェックしてみてください。


■  受験掲示板
最新の情報、Genへの質問・批判・議論の吹っかけなどはこちらへどうぞ。ここにある情報は鵜呑みにせず、自分なりに柔軟に活かしてくださいね。


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