April 27, 2004

21世紀COEの紹介イベント@駒場

新入生歓迎シンポジウム 21 世紀COEと教養教育 人間とはなにか? どう作られているのか? ― 細胞・類人猿・自我―

2004年5月14日(金) アドミニストレーション棟3 階 学際交流ホール
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 東京大学教養学部教養教育開発室
大学院総合文化研究科・教養学部で活動している3 つの21 世紀COE(文部科学省による「世界的研究教育拠点形成」プロジェクト)の研究成果を新入生の皆さんに紹介します! 駒場キャンパスの最先端の知が明らかにする「世界のなかの人間の場所」とは? 理系・文系の知を融合する新しい人間理解の鍵は?

 「最先端」の連呼は恥ずかしいし痛いが、どれほどのものか見極めるためにはよいイベントかも。

April 21, 2004

夜の本郷の図書館

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 最近10時過ぎまでこもって勉強する日々が続いてます。煙草なきゃ投げ出してますね。受験生だ。さて、この図書館は写真撮影禁止だから難しいけど、いつか中も撮ってupしてみます。写真奥に見える赤いじゅうたんはずっと最上階まで続いて、さながら宮殿の内部みたい。これは大学内のグッとくる場所のひとつです。カードないと入れないため、通例は一般の人は入れません。裏技は‥ またまた写っちゃった人ごめんなさい。

April 19, 2004

何を学んでいるのか淡々と書いてみるよ

 これも個人的エントリーですが、自分がどういう授業を普段取っているのかを紹介してみようという企画です。純粋にほかの人のを知りたいなー、という興味関心があるから、自分も書いてみます。文系は楽、とかいったのは誰ですか?

月曜:
2限「死生学特殊講義:ライフサイクルと人間形成」 エリクソン・ユング・シュタイナーを手がかりに、人間形成をめぐる問いについて検討。とりわけ、「死生観」と「教育観」の関連に焦点を当てる。
4限「文化人類学ゼミ」@駒場キャンパス。他学部聴講という形で受けてます。毎週1冊〜2冊分厚い古典を読まされてます。今週はデュルケーム『社会分業論』に取り組まねば‥。本読ませすぎですが、福島教授がきわめて魅力的なので食らいつこうという決意。

火曜:
2限「心理統計学」ひたすら統計です。ああつまらない。宿題もやめてくれ。
3限「哲学ゼミ」ヒュームの『人間知性研究』を原典で読んでます。因果性とは何かの探求。読書しんどいなぁ。
4限「心理学ゼミ」認知心理学の思考に関する著名な本を原典で。ただやはり心理学のゼミだと、議論が技術的なものに終始してしまう感があって、何か面白くない。でもこれが主ゼミです。これまたパワーポイントとか用いて準備せねば。死、です。
5限「社会学特殊講義:ルーマンの全体社会論」今を(ある意味)ときめく宮台真司さんなんかもかなり理論的に依拠しているルーマンの社会理論を、レクチャーしてくれる授業。久々に受身になれる授業。でもルーマンはかっちり抑えておかねば。

水曜
2限「応用倫理入門」応用倫理的な基本的な論点をおさらいする授業です。自己決定とは何か、環境倫理、など。余裕。
3限「キリスト教文化」トマス・アクィナス『神学大全』をベースにしながら、人間の考察は、神について何を明らかにするのか、あるいは、神学によって動機付けられた倫理学はいかなる特質をもつのかを考える授業。キリスト教的バックグラウンドは、いくら頭では理解できても、やはり感覚としてしっくりこないという苦悩の日々。
4限「自然の時間・人間の時間」それぞれの人間にとって、そもそも時間の持つ意味が均一ではないということから、労働と倫理の本質を炙り出していく授業です。哲学の本質に触れた気になる一瞬。
5限「応用倫理研究」これはオムニバス形式。猪瀬直樹とか加藤典洋さんとか豪華な顔ぶれで互いに論争しあっているのを聞くのが楽しい授業。でも自分が実際に議論に加わったときは、いい意味で冷や汗書きます。戦場。

木曜
2限「美学概論」芸術についての高級や低俗という区別が成り立たなくなった現在、それでもいかに「芸術」や「作品」という概念が可能でありうるのかを検討するポストモダン的な授業。すでにそこにある芸術に対し、やはり言葉によって価値を意味づけていくことは大事でしょう。芸術は解釈するものです。
3限「映像人類学演習@教育学部」たとえば浜崎あゆみとかマンガなどのポップな現象に、いかに映像を用いて文化人類学的にアプローチできるか。その延長線上で「ナショナリズム」も検討してみようという授業。毎週課される英文の古典とディスカッションがしんどい、けど楽しい。ゼミ取りすぎだなぁ。
4限「同上」
5限「応用倫理研究:生命を奪うことをめぐって」殺すことは必ずしも悪なのか?動物を殺しながら我々が生きているとはどういうことか?中絶とは?などを哲学的ベースに基づいて応用倫理する授業。これもゼミ形式で読書と発表が要求される。なんだ?

金曜
2限「法心理学:目撃証言心理学を中心に」目撃証言は実に信用できないものだと繰り返し言われています。人は記憶を無意識に改ざんしてしまう。その人間の認知のメカニズムに迫る授業。いわば応用心理学。法律家に学んでほしいです。
3限「心理学実験演習」毎週ハードに英語読んで動物なども用いながら実験やってます。うーんあまり面白くない。でも死ぬほどハード。泣きたい。
4限「同上」
5限「スタンダール『赤と黒』を読む」フランス語で恋のお話を満喫する授業。でも予習しんどすぎ。結局は実らない恋ですか。

集中講義
「文化人類学と映像」実際にシナリオ書いてカメラで撮って編集し作品を作ります。賞いっぱいもらった作家さんに超小人数指導してもらえるので、スキルはかなり身につく。ラッキー。

 その他いろいろ‥ですが、正直「心理学」「哲学」「教育学」「文化人類学」の4つのゼミ(普通の授業とは違い、準備を要する演習形式)を同時に取っているのは自殺行為ですね。読書廃人になりそうです。そろそろこのBlogも廃れてゆくことでしょう。これに上野千鶴子の「社会学ゼミ」も加えようと思ったけれど、さすがに。週末は現代思想的な本を読みたいし。というか、社会学の古典を順に読んでます。個人的にキャパ超えてます。更新なくても、優しくしてあげてください。では。

April 18, 2004

公開講座、駒場キャンパスへ行こう

 前エントリーで書いた「公開講座」は、興味ある授業があるなら参加しなきゃマジで勿体無いです。事前登録はいらない、無料、しかも講義陣は悪くない。オープンキャンパスに出る暇あったらこれ出とけ、って感じがします。超おすすめ。というわけで、敷居を低くするため、実際に授業が行われているところまでどうやって行くのかを解説。まず、アクセス。

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渋谷から井の頭線で2駅。普通列車(×急行)に乗ること。実は渋谷から歩いても15分だけどマニアックなので省略。

 さて、駒場東大前という駅、改札は二つ。でも人の流れのあるほうに向かえば、間違いなく東大側にたどりつく。駅を出るとすぐ正門。ではどうやって教室(13号館)まで行くのかは、以下の地図参照。

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手前が駅出てすぐの正門。まっすぐ行って左に曲がるだけ。小論文対策にもなるので、公開講座を、ぜひ。

April 12, 2004

東京大学教養学部 高校生対象公開講座

東京大学教養学部 高校生対象公開講座

平成16年度の夏学期のプログラムが決まりましたので、お知らせ致します。
受講対象は高校生ですが、一般の方の聴講も歓迎しております。

日時:毎週金曜日の午後6時から7時半まで。
場所:東京大学教養学部13号館1323教室。
参加登録:必要ありません。主催者側で出席カードを発行し毎回、出席を確認し捺印いたします。
参加費:無料です。ただし、事故等が発生した場合には責任を負えませんので、あらかじめ、ご了承ください。


第 1 回 4月16日 丹野義彦(生命環境) 「大学で心理学を学ぶ:心理学との出会い、心理学の面白さ」
第 2 回 4月23日 橋本毅彦(相関基礎・先端研) 「時計と時間の歴史」
第 3 回 4月30日 嶋田正和(システム) 「進化とはなんだろうか?」
第 4 回 5月 7日 石田英敬(言語情報) 「記号の知」
第 5 回 5月14日 船曳建夫(超域文化) 「日本人論の行方」
第 6 回 5月21日 村松真理子(地域文化) 「イタリア! イタリア!」
第 7 回 5月28日 石井 明(国際社会) 「国境紛争から地域協力への道ー中ロ関係の50年」
第 8 回 6月 4日 米谷民明(相関基礎) 「21世紀の物理学〜超弦理論とはどんなものか?」
第 9 回 6月11日 跡見順子(生命環境) 「人間生命科学入門:からだは細胞のすみか−−そしてあるじはわたし」
第10回 6月18日 池上高志(システム) 「認知と進化の複雑系理論」
第11回 6月25日 小森陽一(言語情報) 「21世紀に読み直す宮澤賢治」
第12回 7月 2日 今橋映子(超域文化) 「写真と異文化表象〜21世紀の対話のために」
第13回 7月 9日 三谷 博(地域文化) 「日本史の中の謎」
第14回 7月16日 山脇直司(国際社会) 「21世紀の日本社会を考える」

興味ある人なら出なきゃ損っしょ。マジで。無料!とにかくタダ!

April 10, 2004

インターネットで授業が覗ける。

 東京大学大学院学際情報学府という情報系の大学院(社会を情報という装置から斬っていく大学院)があるんですが、そこでの授業がこのページからネットで覗けてしまうことを発見。現在覗ける授業の、授業内容は以下のとおり。

(1 )教育学からメディア論にまたがる領域の古典を読み、問題意ࡀを深める。2 週をかけて1 人の古典的研究者について学ぶ。この人たちくらいは知っておかないといけない人たち。駆け足できっかけ、全体像をつかむ。
(2 )デューイ、ヴィゴツキー、ピアジェ/ミード、マクルーハン、清水幾太郎教育系 3 名、メディア系3 名)。

April 08, 2004

東大iMac配備の顛末と春うらら

 以前、東大にiMac一斉配備というニュースを書きました。期待しながら大学に行ったんだけどなぁ。パソコンひとつじゃ雰囲気変わるわけないと気づかされた。ディスプレイのばらばらに曲がった首が苦悩の表現にしかみえない。おまけにMac激使いにくい‥携帯で撮ったらこんな感じに。

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 もうひとつ、今日は安田講堂前での読書が日焼けもできるし超心地よかった。春うらら。この空間は大学生の特権。いつもベンチに横になって眠るか、誰かと語るか、小説読んでます。誰かつかまえてくだされ。あ、写真にうつっちゃったお三方、ごめんなさい。

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April 05, 2004

東京大学文学部21世紀COE 「死生学」プロジェクト

「死生学の構築」プロジェクトの概要

 2002年度に、東京大学大学院人文社会系研究科を中心とした、COE21世紀プログラム「生命の文化・価値をめぐる『死生学』の構築」が発足しました。
座長の島薗進(宗教学)は、死生学の意味について次のように説明しています。(本プログラムのニューズレター原稿より)

 「生命の文化・価値をめぐる「死生学」の構築」は、現代の知の布置の中でますます重い位置を占めるようになってきている「いのち」や「死」をめぐる諸問題について、ある広がりと深みをもった総合的な学知を構想し構築しようとするものである。
 死生学はまた、文明や宗教についての奥深い知の継承、発展を目指すものでもある。宗教・芸術・文学はいつも「いのち」や「死」を問い続け、描き続けてきたとも言える。
 個々のディシプリンがその伝統に根ざしつつ、「死生学」の方向へ新たな試みに踏み出していく、その力を結集したい。有望な研究領域群が頭をもたげつつあり、それらを括りながらあるまとまりを展望する語として「死生学」は確かに有効である。人文学の幅広い諸力を結集し、世界的は知的発信の拠点として名乗りを上げるにふさわしい呼称である。

 21世紀COEはご存知ですよね?大学における研究促進のため、各大学間(各プロジェクト間)で競争させて、有意義とCOE委員会が判断したものに対しては派手に金を出そう、というやつです(詳細)。で、現在東大文学部(人文社会研究科)で一番華やかに行われているCOEプロジェクトが、この「死生学」というわけです。

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 プロジェクト自体は大変個人的に興味深く、その自分なりの評価は後日書きますが、まぁとにかく内部事情が面白い。たとえば宗教学と心理学みたく、各学科間の金の取りあいの裏話、教授と教授の争いが‥(略。「死生学」というテーマに設定したのは、予算配分する際に「潰しが利くから」という噂もあるくらい。個人的には実験室がぴかぴかになって大満足ですが。それでも、このテーマ自体は、応用倫理的に何を文学部(人文社会研究科)から発信できるのか、どうひとつの課題に各専門領域から協同しうるのか、という観点から非常に興味深く、個人的には浸りたいプロジェクトですね。

東大COE「死生学の構築」今後の予定

2004年4月8日(木)
17:00〜19:00
東京大学・法文1号館 217教室
講師:
Glennys Howarth
(Social Science Department, University of Bath)
講演題目:
"Current Developments in Death Studies in the UK and Europe"

 勇気ある人は参加すべし。(本郷キャンパス)

April 03, 2004

五月祭

東京大学第77回五月祭

 東京大学五月祭は、毎年五月に東京大学本郷キャンパスで行われる日本最大級の文化祭で、今年で77回目を迎えます。5月29と30日、本郷キャンパスにて。研究室公開・公開講座は、今年度から新しく始まった試みです。普段の東大の雰囲気を是非この機会に味わってください。また、恒例となりました「東大ガイダンス」もあわせて開催いたします。現役東大生が、あなたの疑問にお答えします。

 今年も五月祭の季節がやってまいりました。まだですけど。で、受験生の方には上記の東大ガイダンスなんかが役立つような気が。もっとも自分にとっては飲み騒ぎ実行委員会と対決し日頃のうっぷんを晴らすためだけのイベントなんですが。そう、あくまで祭りです。


April 02, 2004

非公式学部ガイド

東大生協キャリアサポート - 学部ガイド

将来の進振りに向けて、どの学部で何を学べるのかを知ってから進学希望先を決めたいという人や、進振りはないが自分が進む学部の詳しい情報を知りたいという人は多いのではないでしょうか。
そのような声に答えて、このコーナーでは後期課程の学部についての情報をお届けします。

 各学部ごとの非公式ガイド。なんかの参考にはなるんじゃないでしょうか。学校始まってないから切り貼りネタばっかだけれども‥