パリの建築について軽く調べていた。パリは建てるにも壊すにも規制が厳しすぎる。だからあれだけの街の雰囲気が残存しているわけでもある(ちなみに昨今は住居不足によるバブル気味だそうで、マンション一室の値段が購入時と比べて2倍にアップした例などはザラだとか)。地震は来ないので、耐震性は問題とならない。その点対照的な「京都の街並み保存計画」は興味深いけれども、また別の機会に。
めったに書かない単発音楽紹介エントリなんですが、この期間限定で無料公開されているミックスmp3があまりに良いので紹介しちゃいます。DJ Troubl – A Journey Into Fresh Diggin mix CD(リンク先mp3注意)。70分程度。
「Jazzyなhiphop」で検索かけてこのサイトにたどり着く人がかなりいるけれども、これは相当質が高いので、超オススメ。夏にぴったり。騙されてダウンロードすべし!切実に良いから‥。実際に買うと2000円くらいするし。親ページはStones throw records。つまりmadlib系。そう、街でもちらほら浴衣姿を見るようになってきて、ときめきますよね。夏だ‥
ときどき立ち返ると、やはり亀井勝一郎は腑に落ちるな。彼の言葉に触れると、亡くなった祖父を想い出す。小学校すら廃校になるような田舎の漁村で、商店を営みながら、商売気もそぞろに、言葉の魔力に取り憑かれていた、その姿を。そういえばこれも祖父がくれた本だった。以下はすべて、『愛の無常について』より引用。
恋愛とは美しき誤解であり、誤解であって差支へありませぬ。そして結婚生活とは恋愛が美しき誤解であったことへの惨憺たる理解であります。理解は犠牲を要求します。絶えず理解を疑うことが、理解に近似する唯一の道です。人間はいったい、何を知りうるのでしょうか。
恋する人間をごらんなさい。彼らはみな天才的に振舞っているではないか。恋愛は、芸術と同じように、破滅と復讐の上に成立する快楽なのです。だから美しい。愛し合う二人の恋は、ほとんど決して同じではない。恋愛とは、本質的には片想いなのです。「想像されたものはすべて実在する」という恋の狂気なのです。続きを読む...
垂れ流しから移植。今回の恋愛で得たもの失ったもののまとめ。
別れ際に、「もう少し感情のままに生きてもいいんじゃないのかなぁ‥」と言われた。感情のままに生きること。それは、歳を重ねるごとに、色々なことを知り考えるたびに、一番失ってきた、でも実は一番大切なこと。
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