さーいよいよクリスマスですよ。そこで。反響を頂いた「とりあえず究極の恋愛論」シリーズ(part.1〜part.5)の、クリスマス直前講習。ロマンティックさの本質は、「無駄さ」である。進化論の初級レベルの理論を援用&紹介しつつ。
クジャクの羽の話を知っているだろうか?クジャクのオスの羽は美しい、見入る者を魅せる。メスは美しい羽を持っていない。オスはなぜこんな羽を持っているのか。生存上は、明らかに不利だ。目立つということは、敵(捕食者)に見つかりやすいということ。さながらカメレオンのように、背景に同化できる方が有利なはずなのに。
続きを読む... このことに触れないわけにはいかないだろう。現在進行形で、大きく見積もると10万人もの人間が虐殺されている、ということを一体どれだけの人が知っているのだろう。
生きている者(私たち)の記憶に虐殺の歴史が刻み込まれなかったならば、死者たちは完全に忘却され歴史から消滅してしまうだろう。日本人がこの問題に強い関心を寄せるべきだ、ニュースはこのことを第一に報道すべきだ、別にそう主張するつもりはない。ニュースは市場原理に従って選別されるものだ。まずは今日明日自分がしっかり生きることだ。でも、せめて、見ておくこと、記憶しておくこと。「忘却の穴」に葬り去らないこと。そう自分は考えます。
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