セルジュ・ゲンズブール、キース・ジャレット、Mr.Chirdren

 suteroさんの*music というBlogを見ていると、最近買ってないレコードやらCDを無性に買いたくなる。本当にツボ。おすすめです。ところで、これからLovely*コーナーの紹介文はこっちに書いてゆくことにしました。左側の3つを順に紹介。

 まずはGainsbourg Percussions(by SERGE GAINSBOURG. 1964)。ジャンルとしてはフレンチポップスでしょうか。「シンガー/コンポーザー/俳優/映画監督とマルチに才能を発揮し、酒と煙草と女を愛したフランスの異端児セルジュ・ゲンスブール。画家を目指していた彼は、生活費を得るために始めたバーのピアノ弾きがきっかけで、音楽の道へ――」なんてこちらで紹介されてますが、自身と恋人のあえぎ声をリリースすることをめぐって様々な騒動が起きるなど、まさにパンク親父。その彼のアルバムの中でも特に好きなのが、この一枚。パーカッションを堪能できる一枚だけれども、そこは彼のこと。「ビートのプレイボーイ」という称号に恥じない、セクシュアルなパーカッションの祭典。性欲高めたり、掃除をする時に聴くとよろし。笑 同じく多才系でも、ゲンズブールの方が、ヴィンセント・ギャロよりもかなりそそられるから好き。彼の超セクシュアル写真はこちら

 二枚目は、The Melody At Night, With You (by KEITH JARRETT. 1999)。久米宏似の彼、キース・ジャレットは、いまやジャズ界の巨匠といった存在です(もうすぐ来日!)。彼については後日詳しく取り上げますが、とにかく凄い。全盛期は過ぎてしまった感があるものの、彼ほどピアノで即興のソウルフルな美しさを魅せつけるアーティストはいないでしょう。たった一回の即興演奏、魂がこもっている、それでいてとにかく美しい。このアルバムは、つい最近、彼が妻一人をオーディエンスとして録音したピアノソロ。スタンダードなナンバーに、幾多の人生経験の結果たどりついた穏やかなソウルを込めて、優しく、そっと響かせる。幸せだ。

 最後は、シフクノオト(by MR CHILDREN. 2004)。4月7日発売だそう。最初に自分の金で買ったアルバムが「Atomic Heart」ということもあり、大好きなアーティスト。染みる歌詞と、(イメージ的には)長調と単調の間のどっちつかずの微妙な音域を漂う「せつない」メロディがぐっとくる。期待の一作です。


Posted by gen at April 2, 2004 02:47 AM | TrackBack(1)
Comments

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ご紹介ありがとうございます。
ゲンズブールで好きな作品は、
「Histoire de Melody Nelson」のジャケです(笑)。

Posted by: sutero at April 2, 2004 11:54 PM

たしかに堪らないですね。笑
http://genxx.com/blog/archives/B000051YEG.01.LZZZZZZZ.jpg

Posted by: Gen at April 3, 2004 04:22 AM
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Title: セルジュ・ゲンズブール*パリ祭
Excerpt: 3チャンネルをつけたら、なぜか、「ラ・マルセイエーズ」がかかった。そうか、きょうは、パリ祭か?ヅは、何度かパリに滞在し、パリ祭の時にもパリに何度かいたことがあったが、実際には、パリ祭を体験した記憶はない。お祭り騒ぎをしているのは、たぶん、シャンゼリゼ周...
From: +ヘンかわおいしいお役立ち+◎ARTLABOVAのおすすめ
Date: 2004.07.15