お久しぶりです。語れないくらい色々なことがあって、ネットの世界から離れていました。正直それどころじゃなかったっていうか。かつて読者としてアクセスしてくださっていた方々、心配してくださった方々、もしまたこのサイトを訪れこの文を読んでいるならば、本当にごめんなさい&ありがとうございます。
さて、NHK「みんなの歌」にこんな詩があるんですね。谷山浩子さん作詞。
まっくら森の歌光の中でみえないものが
やみの中にうかんでみえる
まっくら森の
やみの中では
きのうはあした
まっくらクライクライさかなは空に
小鳥は水に
タマゴがはねて
鏡が歌う
まっくら森は不思議なところ
朝からずっと
まっくらクライクライ耳をすませば
何もきこえず
時計をみればさかさま回り
まっくら森は
心の迷路
早いは遅い
まっくらクライクライどこにあるか
みんな知ってる
どこにあるか誰も知らない
まっくら森は
動きつつける
近くて遠いまっくらクライクライ
この曲を小さい時に知っていれば、もっとマシな人間になれたのかも。東北出身の友人は言いました。「もうすぐ雪の季節か。雪って、美しいだとか寒いだとか以前に、それに押しつぶされたら終わってしまうものなんだよな」――まっくら森 光の中でみえないものがやみの中にうかんでみえる
はじめまして。
ここで まっくら森のうた の歌詞を見て、
大変懐かしい思いに浸っております。
当時まだ幼稚園だった私は、この曲を聞いた後、夜間(18時以降)表は歩けなくなりました(笑
住んでいるところは仙台のアパート街でしたが、さしずめ、まっくらコンクリートジャングル というところでしょうか(笑
現在は明るく楽しい曲調がメインの みんなのうた ですが、当時はなんだか切なく、寂しく、少々怖い歌詞も多かったですね。
2chでもトラウマになった曲 としてスレッドが立っております(笑
この曲に対しては結構神秘的・幻想的な曲調であるという評価も多いようですね。
年月を経て、幼少のころ感じたもの・ことをなぞると、ものすごく充実感があります。
現在、この曲の絵本が出ているようなので、本屋で探して見ます。
長々と失礼致しました。
Posted by: 閃光 at January 13, 2005 09:06 PM閃光さん、はじめまして。
そうですねぇ。コンクリートジャングルもまさに「まっくら森」ですよね。
幼少の頃に原体験的に影響を与えられたものは、いつまでも残っていますよね。そしてそれを思い返すと不思議な充実感がある、というのもそうだと思います。
それにしても、この歌(詩)のような、どこか明るさの底に潜む闇を垣間見させてくれるようなものが、子供向けにもう少しあっても良いのではないかと思います。心の包容力がつくと思うんですよね‥
Posted by: Gen at January 15, 2005 04:53 PM
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